皆様こんにちは代表の佐々木です。
今日は皆様に改めてお話ししたい事があります。最後までお読みください。
すでにご案内されていますが、11月18日(土)13:30から雫石町中央公民館大会議室にて開催される「雫石町環境保全型農業研究会」主催の講演会『食の安全・安心に関する研修会』についてです。
基調講演の演者として私が呼ばれていますが、これが東北の農業を変える第一歩になるかもしれない!とても大きな意義のある事なのです。
演者の私にとって意義のある事ではありません。農業つまり私たち市民が食べる農産物の安全性にダイレクトに関わる問題です。
その理由は、
出来るだけ端的に説明する為にここで根拠は割愛し結論だけ述べますので極端に聞こえてしまうかもしれませんが、すべて根拠に基づいて述べている事を予めご理解下さい。
日本人の異常な病気の多さ、特にこの10年間で激増している子供の発達障害や精神疾患、自殺は間違いなく「食べもの」がその要因の大部分を示しています。
農薬です。
子育て中の親御さんに言いたい。毎日良かれと思って食べさせているものが愛する我が子を病気にしているとすれば、食に関して興味がある無いに関わらず真剣に学ばなければならないと思いませんか?
この問題に対して世界は大きく舵を切っています。
日本も周回遅れではありますが動き出しました。
次の地図をご覧下さい。
学校給食に農薬を使わないオーガニック食品を使用するように活動する「オーガニック給食マップ」です。
緑はすでに実現している自治体、黄色は現在実現に向けて活動中の自治体です。
東北はいったい何をしてる?
我が子、我が孫、地域の子供たちの健康をもっと真剣に考えなければならないと感じたのは私だけでしょうか?
全国で頑張っている親御さんたちの動きを見て、私は一人の親として大人として東北人として恥ずかしいと思いました。
地域の子供たちを守る為に全国の大人たちは動き出しています。
東北の私たちも後に続きましょう。
このような地域の動きは、子供だけではなく、必ず地域全体の雰囲気を変えていきます。
そこにあとから行政がついて来るのです。
講演では
「これからの日本の為に今私たちが出来る事」
「やらなければならない事」
「その先にある輝く日本の未来」を話す予定です。
皆様には一人でも多くの人と共にご来場いただきたいのです。
それは私の話を聞いて欲しいからではありません。
会場には現役の農業者も来ます。
その多くは慣行農業者(農薬を使う農業)です。
私の話だけでは、頭では理解出来ても行動変容には至らないはずです。
人は頭で動いていません。感情で動きます。感動という字を見て分かるように、頭ではなく心に感じるものがあって初めて行動に移るのです。
それを皆様に協力してもらいたいのです。
一般聴衆が大勢いればいるほど、生産者は「消費者はこんなにも無農薬に関心があるのか!?」と感じてもらえます。
「こんなに需要があるなら俺もオーガニックやってみるか!」という生産者が出て来るはずです。
それがたった一つの農家さんでもいいのです。どんな偉業も必ず最初は一歩から始まります。
現にこのような草の根運動が全国に飛び火しているのです。
東北にはまだ火がついていません。
誰がつけますか?
東京の人ですか?
九州の人ですか?
東北の子供たち、東北の市民たちを守るのは一番に東北に住む私たちであるべきではないでしょうか?
市民が変われば地域は変わります。
地域が変われば国が変わります。
この会は私たちが主催じゃないからこそ最大に盛り上げる事に意義があります。
このメッセージを読み、心に何か少しでも感じるものがある事を期待しています。
株式会社メディエーションズ
代表取締役 佐々木 純
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