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※珪素は多くの医師や専門家により長年の研究され様々な研究成果が発表されています。しかし珪素自体は食品成分ですので医薬品のように効能効果を謳うことは出来ません。また特定の商品に対する効果を示すものではありませんので予めご了承願います。

主な珪素研究機関
日本珪素医科学学会/日本珪素医療研究会

日本珪素医療研究会の医師たち

弊社は日本珪素医科学学会の協賛企業ならびに日本珪素医療研究会の幹事会を務めています。
また医師による珪素を用いた病気治療をサポートする為に弊社製品「レクステラ」を日本珪素医療研究会メンバーの医師・クリニックに無償提供しています。

日本珪素医科学学会より
表彰状を授与しました

2008年から始まった珪素医科学学会の研究もすでに30回を超える学術発表を行っております。
様々な分野の医師、専門家が珪素を用いた研究や実際の治療を行っており、多くの患者を助けています。

そしてその珪素医科学学会・元国境なき医師団団長・日本珪素医科学学会 桧田仁会長より、メディエーションズの珪素の普及と難病患者救済の功績が認められ2015年に珪素医療功労賞をいただきました。

珪素の働き

免疫力と珪素の関係

珪素と胸腺と免疫の関係
胸腺は珪素で構成されており、胸腺で育ったTリンパ球は、癌細胞の処理を命令するなど免疫システムの司令塔のような役割を果たしています。
人間の免疫について重要な役割を果たしている胸腺には珪素が大変重要な役割を果たしており、胸腺は「Tリンパ球」(T細胞)という白血球を製造している臓器です。

その大きさは、だいたい握りこぶし大あります。胸腺は胸骨の裏にあたり、心臓の手前の上部に位置しています。
胸腺は生まれたときは18g程度ですが、その後しだいに成長していき、思春期には30g程の大きさに。しかし年齢を重ねていくと委縮して、80歳になるとピーク時の半分以下になるという謎の多い臓器です。

胸腺のはたらき
胸腺の働きは今まで解明されない部分も多かったのですが、最近になって免疫システムに重要な臓器であることが判明してきました。
胸腺は、免疫の中でも強力な「Tリンパ球」を育て、コントロールする役割があったのです。この「Tリンパ球」は肝臓や腸管でもほかの白血球などと一緒に育てられることがありますが、胸腺はTリンパ球だけを専門としている臓器。つまり「Tリンパ球」のエキスパートと言えるのです。

Tリンパ球の名前の由来も、英語の「Thymus」(胸腺)の頭文字からきています。骨髄で生まれた未熟なリンパ球が胸腺に向かい、そこで成熟したリンパ球へと分化していくのでTリンパ球と呼ばれています。
胸腺で育てられたTリンパ球は白血球の中でも強い力を持っていて、マクロファージが異物の侵入を知らせるやBリンパ球に抗体を作らせたり、キラーT細胞にウイルス感染細胞や癌細胞の処理を命令するなど、免疫システムの司令塔のような役割をします。

このように優れたリンパ球を放出する胸腺ですが、その働きが弱まってしまうとTリンパ球も上手く働かなくなり、免疫システムの機能も弱まり病気にかかりやすくなってしまいます。
珪素で構成されている胸腺は、珪素不足に陥るとさらに働きを弱めてしまいます。意識的に珪素を補給し、胸腺の免疫システムも回復させましょう。

珪素とコレステロールと血管の関係

血管はもともと珪素が多く含まれる組織。珪素には血管の動脈の壁の弾力性を維持する作用があり、これによってコレステロールが血管に付着することを予防し、動脈硬化を防ぐと考えられています。
これに伴い動脈硬化が進行してしまった人の動脈には、通常の人の14分の1程度のケイ素しか含まれていないという報告もあります。しかし加齢とともに珪素は減少していくため、血管内の脂肪も沈着しやすくなる傾向が……。特にアテローム型の動脈硬化症の人では珪素が激減することがわかっています。

アテローム動脈硬化とは
脂肪の塊(アテローム)が、動脈の内壁で大きく成長し、血流が妨げられたり遮断されてしまったりする病気です。
このアテロームという言葉には耳なじみはない人でも、コレステロールが多すぎると動脈の内側の壁のあちこちに脂肪の塊(アテローム)がつくイメージをすると、わかりやすいかと思います。重篤な病気へのきっかけとなることもありますが、しかしこのコレステロール、決して悪者だとは言い切れない物質でもあるのです。

体がコレステロールを作っている?
コレステロールは、善玉と悪玉とに分かれています。そもそもコレステロールは強い細胞壁やホルモンを作る上では欠かせない成分。
人間の体も毎日、約500~650mgのコレステロールを生産しています。人体に有害なコレステロールは低密度リポ蛋白(LDL)群として知られた存在。「リポ蛋白」とは脂肪(リポ)と蛋白質が組み合わさった物質で、LDL群は血液の中にある最もありふれたタイプのコレステロールです。
このリポ蛋白が増え過ぎてしまうと血管の壁に付着し脂肪の固まりを作るため悪玉コレステロールと呼ばれています。
一方の高密度リポ蛋白(HDL)群は、割合が多いほど心臓病のリスクが減る善玉コレステロール。HDL群は血管の壁に付着したLDL群を除去しやすくし、血管からコレステロールを運び出します。
いかに善玉のコレステロールを増やし、悪玉のコレステロールを減らし、効率よく珪素を摂取するか。それが動脈硬化を予防する決め手となりそうです。

生活習慣病対策にも珪素がおすすめ

調査によると現在、糖尿病の疑いの強い人が890万人以上、糖尿病の可能性を否定できない人でも1,320万人以上の人がいることがわかっています。
全て合わせると全国2,210万人、糖尿病か、糖尿病予備軍の人がいると推定されるわけです。 しかもこの糖尿病、はじめのうちは、自覚症状がほとんどないことがやっかいです。そのため検査で血糖値が高いと言われても医師に相談しなかったり、疑いのある人の4割程度はほとんど治療を受けたことがありません。

糖尿病で亡くなる方は年間で約14,000人以上いると言われています。糖尿病が怖いのは、糖尿病そのものよりもむしろ合併症。合併症の腎臓障害で人工透析を受けている人は年間15,000人以上。
きっかけとして発生する視覚障害者も年間約3,000人います。

糖尿病の予防と治療にはいかに血糖値をコントロールするかがカギを握りますが、食事療法や運動療法など、基本的には生活習慣を見直すことが大切になってきます。このとき、糖尿病の治療や予防のサポート的な意味で摂取したい成分が珪素です。

珪素と生活習慣病の関連
じかに血糖値を下げたり糖尿病を治療するような作用は認められていませんが、珪素には抗酸化作用や脂肪分解作用があります。そのため、珪素は医療の世界で期待されており、糖尿病以外にも動脈硬化などの成人病にも良いのではとされています。

血管を強くしなやかにする作用があり、血中の脂肪を分解し排出しやすくして、血管の壁に付着したコレステロールを除去します。
特にコレステロールの増加は脂肪の塊(アテローム)が動脈の内壁で大きく成長して血液が妨げられる「アテローム動脈硬化症」の発症を誘発するので要注意。
アテローム動脈硬化症は脳梗塞や心筋梗塞といった重篤な病の原因となる疾病で、予防するためには生活習慣の見直しやストレスの解消などが必要となります。

腸内環境を整える

その肌荒れの原因は便秘かも?
珪素でできる腸内環境の改善
珪素の歴史は古く、4000年前から漢方として処方されていました。
それは主にストレスなどから来る不調への効用として使われていたのですが、実は現代でもストレス性の胃腸の疾患、下痢や便秘など、医師が処方できる薬となっています。
中でも腸内環境の改善に期待が持たれている珪素は、女性の多くが悩みを抱えている便秘に有効。

便秘は腸内に便が長期間にわたって溜まっている状態ですから、腸内で細菌が増え、腸だけでなく体全体に悪い影響を与えてしまいます。
便をエサとするクロストリジウムなどの悪玉菌が増殖し、発ガン物質やアンモニア、硫化水素といった有害物質や、おならの元となるガスも発生。便秘のときの便やおならが普段よりも臭いのはこのためです。
便秘が長く続くとさらに有害物質は腸壁からも吸収されて血液中へ。
さまざまな病気や肌荒れの原因になってしまうのです。また、便秘は誰にでも起きるのだからと軽く考えたり、2~3日なら便意がなくても大丈夫と捉えていたりと、甘く見られがちなのも問題。

腸内環境の良好なときの排便は1日1回が理想的で、これは食べ物の消化から排便までの時間が24時間という事実からも明らかです。 こうした1日1回の排便はスムーズにいくことも特徴。
便秘が長引けば長引くほど、排便が困難になるのもまたやっかいなところです。

通常の便の水分量は約80%ですが、大腸に長時間とどまっていた便からは水分がどんどん吸収されていってしまい、水分量70%以下にまで硬くなってしまいます。硬くなると余計に腸の中での動きが鈍くなり、どんどんたまっていってしまう……という悪循環に陥ります。
便秘がちの場合には珪素水で水分補給するなどして改善するようにしましょう。珪素には物質を吸着する洗浄力があり、デトックス作用もあるために便秘にも大いに力を発揮します。

骨粗しょう症対策

珪素は骨の形成に欠かせないミネラル
骨を丈夫にするためには、カルシウムだけでは足りません。
実はカルシウムを効率よく補給するためには、珪素の働きがカギとなります。珪素不足などでカルシウムの補給が上手くいかなくなったときに起こるのが骨粗しょう症。骨粗しょう症はカルシウムが減少して骨密度が低下し、骨がもろくなる疾患のことで、骨折のために高齢者が寝たきりになったり、重篤な後遺症を起こす原因にもなっています。

現在、日本における骨粗しょう症患者は約1,100万人とも言われ、特に閉経後の女性が発症しやすく、患者の8割を女性が占めています。また、栄養の偏った食生活や著しい運動不足から、最近では若年層にも骨粗しょう症患者が数多く認められ始めています。この症状は、自覚症状に乏しいため、気がついたときにはかなり病状が進行していることも少なくありません。
骨粗しょう症に陥らないためにも、普段からカルシウムと珪素をしっかりと補給する必要があります。

骨密度アップに珪素が良い理由
珪素はまだまだ日本ではなじみの薄い成分ですが、栄養補助食品やサプリメントの研究開発が進んでいるドイツでは、非常に重要視されているミネラルの1つです。
というもの、成長期の子供や骨のカルシウム欠乏の人がカルシウムだけを摂取しても、ほとんど有効に活用されないことが最近の研究で明らかになったため。体内でカルシウムを運搬し、骨の中のミネラル形成を促進させるためには珪素が必要不可欠なんです。

また、このことは珪素が骨の成長部分に多く含まれ、成長期や骨折の治療中の人の骨に高濃度に集まっていることで証明されています。
骨粗しょう症の治療や予防の場合も同じことが言えます。
米国の代表的な疫学研究「フラミンガム研究」によれば、カルシウムよりも食事から摂取する珪素の量のほうが骨密度に及ぼす影響は大きいのだとか。
珪素は若者の体内には十分な量が蓄えられているものですが、加齢とともにしだいに減少していってしまいます。体内で生成されない成分でもあることから、食品などから適度に摂取しましょう。

脳機能の改善にも大きな期待が

自閉症やアスペルガー症候群、発達障害、アルツハイマー病、パーキンソン病などを専門とする医師が珪素を用いた治療を始めています。
脳機能に関わる病気には、体内(脳)に蓄積した重金属が大きく関わっていることが分かってきました。

自閉症とアスペルガー症候群などの発達障害
自閉症とは生後30ヶ月までに発症する先天的な脳の機能障害で、視線が合わない、ひとり遊びが多い、他者と関わるとパニックになる、特定の物に強いこだわりがある、コミュニケーションができないといった特徴を持つ症状です。

アスペルガー症候群は自閉症の特徴を持ちながらコミュニケーションにおいては目立った障害がなく、言葉の発達など知的発達に遅れのある人がほとんどいないところが自閉症とは異なっています。
珪素が自閉症やアスペルガー症候群の症状を和らげるのは、脳の松果体の構成成分であるからだと言われています。松果体では睡眠ホルモンの一種「メラトニン」や、ノルアドレナリンやドーパミンと並ぶ三大神経伝達物質の「セロトニン」が分泌されており、そのため珪素が十分に補充されていると睡眠や精神の安定につながりやすくなります。

珪素が体内で神経細胞に取り込まれた際には微振動が起こり、脳神経細胞の再生を促す可能性もあります。
また、自閉症を疾患している子供たちは有害な金属の蓄積が多く、腸の弱い子が多数いるとの発表も。普段生活している上で人間は知らず知らずのうちにごく微量の有害金属を摂り込んでしまうため、珪素の持つデトックス作用や腸内細菌の活性化と免疫力のアップにも注目が集まっています。

アルツハイマー病とパーキンソン病
アルツハイマー病の原因は未だによくわかっていない部分も多いのですが、臨床的には現在、脳内でアミロイドβタンパク質が凝集し、老人斑(アミロイド斑)として沈着、やがて神経細胞が死滅するために発症するという説が有力視されています。

現代の医学では、このアミロイドβの除去や毒性の消失、増産などの妨害はまだ確立されていません。が、ミトコンドリアの機能が低下することによってアミロイドβが毒性を持ってしまうと考えている研究者もいます。
そこでミトコンドリアの機能を低下させてしまう酸素の除去に、珪素の抗酸化作用が期待されています。さらに珪素は壊れた脳神経細胞を修復、再生する力があるとも言われています。

また、パーキンソン病も現代の医療技術を持ってしても原因のはっきりしない疾患の1つ。40代や50代以降に発症し、ゆっくりと進行する神経変性疾患で、神経伝達物質の一つであるドーパミンが減少する事で起こると考えられています。
症状としては手足の震えたりこわばったり、動作が緩慢になって転びやすくなります。
症状は異なりますが、パーキンソン病にもアルツハイマー病と同じく、いずれも加齢と関わりがあって、活性酸素の増加によるミトコンドリアの機能低下等が背景にあることが指摘されています。

無理のないダイエットにも

体に負担の少ない手軽なダイエット法

珪素には脂肪の乳化を促す脂肪分解作用があると言われています。
これは血管の壁に付着したコレステロールや中性脂肪といった脂質を分解し、燃焼を促進したり、体外へ排出するため。
脂肪分解作用によって血液中の脂質がコントロールされ血液が流れやすくなり、動脈硬化を解消したり予防することもできるようになります。

この珪素の脂肪分解作用はダイエットにも応用可能。摂り過ぎた脂肪を分解するときにはうってつけです。
また、珪素によるダイエットは無理がなく体への負担が軽くてすむために、生活習慣病やメタボリックシンドロームの改善にも効果的。

糖尿病や高血圧といった生活習慣病では食生活を見直すために、減量も同時に行う必要があるのですが、合併症などを併発していた場合にはダイエットに有効な運動療法が行えないケースも発生するからです。
その点、珪素によるダイエットはカロリーを気にすることなく摂取できます。

肌荒れ、アトピー肌のケアに

デトックス効果のあるケイ素は、便秘による肌荒れに有効ですが、アレルギーを原因とするアトピーなど免疫による皮膚炎への効果にも期待が高まっています。
アトピー性皮膚炎とはアレルギー体質の人や皮膚のバリア機能が弱くなっている人に多く見られる皮膚炎で、湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返します。なかなか治らないことが特徴で、一般的には成人で6ヶ月以上、乳幼児では2ヶ月以上続くと慢性と診断されます。

アトピー性皮膚炎の原因となるのがアレルゲン(アレルギー物質)です。アレルゲンとなる物質はさまざまで、本来体外から侵入してきた細菌やウイルスだけを退治するはずの免疫が、攻撃する必要のない物質に対しても反応してアトピー性皮膚炎を引き起こします。
アレルゲンにはダニやハウスダスト、ペットの毛や食物アレルギーなど種類が多く、子供のときだけでなく成人してからも色々なアレルギーを発症することがあります。
アレルギーの発生には活性酸素が関与しているとも言われるので、これを除去し、正常な免疫力をつける珪素は試してみる価値があるのではないでしょうか。

浸透力と静菌力と消炎効果を合わせ持つ成分
アトピー性皮膚炎や肌荒れのケアには、この珪素の持つ浸透力と静菌力と消炎効果がものを言います。
特にアトピー性皮膚炎を頻繁に起こしている人の肌は厚くなるため、成分も浸透しにくい状態。珪素水など浸透力に優れたものでなければ、なかなか肌の奥まで成分が届きません。

また、炎症を起こしている肌では菌が増殖しがちなので、静菌力のある珪素水であれば肌を清潔に保てます。
同時に消炎効果によって炎症も抑えられ、肌を健やかに導く効果があるでしょう。
アトピー性皮膚炎では肌が弱っていることから、手で直接塗るほか、珪素水をスプレーなどで吹きかけるのもおすすめです。

健やかな髪のケアに

活性酸素を除去して髪に力を!
薄毛や白髪の原因として考えられるのが活性酸素による老化現象です。
加齢によって頭皮の脂腺から皮脂が多量に分泌され、それが古くなり固まることで毛根を詰まらせ発毛を妨げると考えられています。そんなとき珪素の活性酸素の除去作用を利用すれば、髪が細くなったり抜けてしまっている頭皮をケアします。
珪素自体には育毛や発毛の力があるわけではないのですが、珪素水を頭皮にスプレーしてマッサージするだけでも古くなって酸化した皮脂が取り除かれ、髪の毛が強くなります。

高い洗浄力と浸透力で頭皮をケア
洗髪の際にも珪素を使うのがおすすめ。シャンプーに珪素を混ぜてみましょう。
珪素の持つ洗浄力によって頭皮についた頑固な古い皮脂の塊も綺麗に落ちるようになります。また珪素は浸透力も高いため、普段使っている育毛剤や発毛剤と一緒に使うことで成分がより吸収されやすくなり、さらに効果がアップします。

ずっと使いつづけているのに育毛剤や発毛剤が全然効果を発揮しない!という場合は、実際には効いていないのではなくて、栄養成分が頭皮の必要は部分まで届いていないということもあります。そして、実はこの栄養成分の滞りも、薄毛や白髪を発生させる原因の1つだと言われています。

もともと健康な頭皮では、新陳代謝によって古い細胞と新しい細胞が常に入れ替わっています。このサイクルをターンオーバーと言い、これにより多少髪の毛が抜けても普通であればまた生えてきますし、白髪が数本あっても頭皮に栄養が十分行き渡っていたなら髪全体は黒々としています。
人によってはまだ若いのに薄毛や白髪になっている人もいますが、これは年齢とは無関係に血管の老化などによって、血液が頭皮に十分に行き渡らなくなったために起こることが多いと考えられています。

前述したように珪素自体には育毛や発毛効果はないものの、細胞の新陳代謝を促して、必要な栄養成分を肌の奥まで浸透させることで髪の毛が元気になるのです。
血管を強くする珪素には動脈の壁の弾力性を維持し、コレステロールが血管に付着することを予防する働きがあります。しかし加齢とともに珪素は減少していくため、しだいに血管内にも脂肪も沈着しやすくなる傾向が……。
いかに効率よく珪素を摂取するかが血管を健康に保つ要素でもあります。

こころの病気にも

うつ病が和らぐ理由は神経伝達物質
うつ病は日常的に受けるストレスからくるもので、悲しみや不安、虚しさなどの憂鬱な気分や無気力が特徴。
人は誰もが一時的なうつの状態を経験しているものですが、うつ病になるとこうした心の状態が長期的に回復することなく日常生活に支障をきたすようになります。
症状としては倦怠感や不眠、食欲不振などが見られます。世界保健機関(WHO)は、うつ病の患者の数は世界人口の約3%だと発表。
この数字はおよそ全人口の1億人以上を占めるものであり、日本だけでも約360万人のうつ病患者がいることになります。

うつ病はけっして特別な病気ではありません。むしろ身近に潜んでいて、本人が気づかない間に罹患していることも少なくないのです。
罹患している本人がうつ病と認めないこともあるため、周囲がいち早く気づいたり、サポートする必要も出てきます。
誤解されがちなのが、未だにうつ病のことを病気ではなく単なる気持ちの問題ではないかととらえる風潮のあることです。
うつ病はただの気の持ちようで起こることはありません。過度のストレスによってセロトニンやノルアドレナリンなどの脳の神経伝達物質の働きが鈍って起こります。

珪素にはうつ病や統合失調症など、精神に関わる症状を和らげるという報告があります。
うつ病対策になるのではないかと考えられている理由は、このセロトニンに作用して感情の安定や抗うつ効果などを発揮するため。
また、うつ病にはノルアドレナリンの前駆体(前の段階の物質)である神経伝達物質ドーパミンの不足も大きく関わっていますが、これは統合失調症にも同じことが言えます。

珪素が不足してしまうとドーパミンを放出する脳のニューロンや脳神経が活性酸素でダメージを受けてしまい、脳疾患を起こしやすいという説があるのです。
珪素を摂取することで脳内の活性酸素を除去し、脳疾患の予防につながる可能性があります。