みなさま、こんにちは。
メディエーションズ広報の高橋玲那(れいな)です。
4月に入り、すっかり春らしくなりました。
春の温かな日差しに包まれると、心も体もすっかり癒されます。
そんな素敵な春に、代表佐々木のもとにお客様が訪れ、自然農についての勉強会が行われました。
時間は20~30分ほどではありましたが、盛りだくさんの内容でした。
みなさんは、スーパーなどで手軽に購入できる野菜や果物がどのように作られているかご存じですか。
現在の日本の食料自給率は実際には約8%しか無く、それ以外は、すべて輸入に頼っています。
そして、それらの輸入された食料は遺伝子組み換えされていたり、農薬を大量に浴びていたりと、不自然なものばかりです。
つまり、安全な食べ物を継続的に食べるためには自分で作るしかないと考えられます。
そのために一番適しているのが「自然農」です!
自然農とは、農薬や肥料に依存せずに自然の原理に則った農法を行うことです。
佐々木の実践している自然農では畝を作る部分に穴を掘り、そこに木の枝と落ち葉を大量に投入して、土をかぶせ、畝を作ります。
(一番上の写真のスライドのようにして作ります)
土の栄養のカギを握っているのは、土壌に存在する「微生物」です。
微生物は土の肥料を作ってくれる存在で、枝や落ち葉が微生物の養分となり、栄養満点な土ができるのです。
また、畝には野菜の種の他に雑草の種をまき、雑草も育てます。
一見、雑草が生えていたら本当に育てたい野菜がうまく育たないのではないかと思ってしまいますよね。
しかし、雑草が生えているほうが元気で美味しい野菜がたくさん採れるそうです。
実際に、代表が昨年作った野菜を食べさせていただいたところ、とても美味しく、元気になれました!
なぜ雑草が生えているままのほうがよく育つのかというと、微生物が雑草の根の周りに存在しているためです。
雑草を抜いてしまっては、微生物が生きられません。
さらに雑草の種類が豊富であれば微生物の種類も多様になり、より活性するそうです。
腸内細菌も色々な菌がいることで健康を維持できますが、同じですね。。
「多様性」を畑の中に作ることが栄養満点な土と作物を作るうえでとても大切なのだそうです。
私たちの身体は日々の「食」でできています。
だからこそ、自分で作物を最初から最後まで作ることで安心できる「食」にすることができますし、今までで一番おいしく感じる事ができると思います。
みなさんもぜひ、プランターや家庭菜園で自然農法を行ってみてはいかがでしょうか!
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